サンクトペテルブルク
「マスタークラス&ガラ公演」
2019年2月、ロシアのサンクトペテルブルクに於いて「マスタークラス&ガラ公演」が開催されました。
参加したのは「第4回びわ湖洋舞コンクール in もりやま」でスカラシップを受賞した田中月乃さん等、ゲスト審査員としてロシアから迎えたアンドレイ・バターロフ氏によって選ばれた優秀者5人です。
プロのバレエダンサーと一緒にレッスンを受ける「マスタークラス」では、4日間、バターロフ先生やマリインスキーの教師エルビーラ・タラソワ先生から、バレエクラスとガラ公演を前にしたリハーサルの熱心な指導を受けました。
アンドレイ・バターロフ
(マリインスキー劇場)
アンドレイ・バターロフ・クラシカルバレエ ディレクター
Saint-Petersburg Classical Ballet of Andrey Batalov
ロシア功労芸術家(2010年)
【1996年】名古屋国際バレエコンクール 1位 / 【1996年】プダペスト・ルドルフ・ヌレイエフ国際バレエコンクール 2位 / 【1996年】ペルミオープンバレエコンペティション アラベスク96 1位 / 【1997年】モスクワ国際バレエコンクール グランプリ受賞
イジェフスク生まれ。
ワガノワ・ロシア・バレエ・アカデミー(和レンチン・オノシコのクラス)卒業 / 1992-1994年ムソルグスキー・サンクトペテルブルグ国立アカデミー劇場ソリスト / 1994年マリインスキー劇場へ移籍
そして2月9日、歴史あるエルミタージュ劇場で「ガラ公演」が開かれました。
「ガラ公演」は、グラン・パ・ドゥ・ドゥなどバレエ作品のハイライト部分で構成されるもので、今回は、ミハイロフスキーのプリンシパルなど、世界を代表するバレエダンサー達が、10曲の作品を上演しました。
そしてその中のひとつ「ダイアナとアクティオン」では、スカラシップを受けた田中月乃さんが、プロダンサーの小笠原 征諭氏とグラン・パ・ドゥ・ドゥを披露。
他の4人の参加者達も「ドン・キホーテ」のソリストやアントレのパートを務めるなど、一流バレエダンサー達との共演を果たし、劇場一杯の観客から、盛大な声援を受けました。